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ツアーファイナル in 網走 ライブレポート


まだ春の風が暖かい2019年4月14日にスタートした「丹下正健 ライブツアー2019 -ポンポコたぬきの大冒険-」。そのツアーファイルが2月26日、凍てつく寒さの北海道は網走市で開催された。
「ポンポコたぬきのツアーファイナル in 網走~サイコーにゴリラでライオンな夜!!~」と題して開催されたこのライブは今回のツアーでは唯一のワンマン公演とあってファン、スタッフ、そして丹下正健本人のこのライブに懸ける思いは一入だった。

開演アナウンスの後、人気番組「笑点」のテーマが流れると落語家を思わせる扇子を片手に丹下正健が登場。丹下を初めて見る網走の観客のボルテージはいきなりマックスに。そして「ホラ吹き徳兵衛」の歌詞を網走バージョンに替えて歌い、観客の心を一気に掴んだ。
続けて大ヒット曲「夏のソナタ」が始まると観客は早くもノリノリで丹下ワールドに引き込まれていた。

「網走にやって参りました!」と観客に呼びかけると、ここからはヒット曲メドレーがスタート。昨年末にリリースされたアルバム「Answers」から「かわいいおばちゃん〜セコババアの応援歌」、「B.S. I Love You」を続けて披露すると北海道が舞台の名曲「まさる」、ファンにはすっかりお馴染みの「まんじゅう生活」、「正健(マサケン)サンバ」でヒット曲メドレーを締めくくった。

後半はビートルズの「ヘイ・ジュード」の演奏をバックに「これが名古屋仕込みのロックンロールだがや!」とアナウンスが入り、始まったのは言わずと知れた近年最大のヒット曲「おやじ狩りへ行こう!」。この曲に続くことができる本編の大トリ曲はこの世に1曲しかない。
「ゴリライオン」のイントロが聴こえた途端、会場の空気がガラッと変わり、待ってましたと言わんばかりのその日1番の大歓声が注がれた。恒例のシャウトを終えると山下達郎さんのライブを思わせるマイクを使わずに「ゴリライオン」と叫び続けるパフォーマンスに観客はこれまた大盛り上がり。丹下はライブタイトルの「サイコーにゴリラでライオンな夜」を見事に作り上げて見せた。

アンコールでは高倉健さんの「網走番外地」と最新曲「さつき」を歌い、観客に何度も「ありがとう!」と感謝の言葉を投げかけた。

新旧のヒット曲オンパレードとなったこのライブで丹下正健の長く濃い歴史を振り返ることができ、これは何物にも替えがたい45分間になった。
こうして全14公演にも上る丹下史上最大規模の全国ツアーは網走の地でめでたく大団円を迎えた。

 

ライター:OCFD会長 TAKAKU